私の会社に限らず、他の会社もそうだと思うんですが毎朝朝礼があると思います。
その朝礼に当番があって、順番でスピーチをしないといけないという会社も多いのではないでしょうか?
私の会社は正にそのパターンで、同じフロアにいる人数がおよそ30人程度なので、毎月1回はスピーチをしないといけないという当番に苦しんでいます。
話し上手な方であればいいのですが、私のような口下手には苦痛の何物でもなく…。
私だけではなく、同僚も同じように感じている方は多いみたいです。
そんな状況から逃げ出すことは不可能で、スピーチ当日に病欠で休むか忌引きか(笑)
まぁそんな訳もいかずに、毎月毎月スピーチのネタを探すのに必死になっていました。
ですが最近は慣れてきたのか、結構どうでもいいいことでもいいや!と思えるようになりました。
ただ、私と同じように苦痛を感じている人も多いと思いますので、私が朝礼スピーチを乗り切ってきた方法やマインドをお伝えしようと思います。
Contents
朝礼スピーチを乗り切る方法①話すジャンルを決める
朝礼スピーチを乗り切る方法を4つお伝えします!
天気系
スピーチをするとなると、まず何を話すのか決める必要があります。
よく会話に困ったときは天気の話をするといいと言われますが、スピーチでも同じことが言えると思います。
今朝の天気はご覧になられましたか?
今日は暑くなる、寒くなる、雨が降る降らない…
それだけではやはりつまらないですよね。
なのでそんな時は、テレビで天気予報士が話している季節の話題など、少しアレンジしてスピーチをするとそれっぽく聞こえます。
この天気の話題というのは誰も傷つけることなく時間が過ぎるので、私もしばしばスピーチのネタとして使わせてもらっています。
天気の話題から地球温暖化→ゲリラ豪雨→折り畳み傘を持っているといいですね~みたいな締め。
または天気の話題から地球温暖化→ゲリラ豪雨→ゲリラ豪雨に遭遇してビショビショになってしまった…という自虐ネタ。
など、天気の話題から他の話題へと変化させやすいし、誰も嫌な思いをしない。
なんでしたら、最後は笑いに変えれるようにすると「面白いスピーチだった」という好印象を与えることができます。
時事ネタ系
最近の事件、今朝の出来事やニュースなど、誰もが関心を持つようなネタもスピーチとしてよく使います。
よくあるのが、過去に起こった出来事で今日は何の日なのか。
●●記念日、●●が起こった日など、取り上げる話題は豊富です。
例えば20年前の今日、●●がありました。
という話題をしたとすると、40代50代の人であれば、20年前の自分が20代30代の頃を思い浮かべて、あの時は●●をしていたなぁ~とフラッシュバックして懐かしさを感じたりすることと思います。
そういうことから昔の話に花が咲くこともしばしばあって楽しいかもしれません。
私が時事ネタで話すことは、秋の交通週間 → 警察が多いので運転気をつけましょう! → スピード・シートベルト・後部座席のシートベルト・運転中のスマホNG・あおり運転…などなど。
最後は自分が運転中にあおられた体験などを話したりすると、気をつけましょう!と、最後うまく締めくくることができます。
豆知識系
豆知識系も私がよく話題にする一つです。
例えば、インフルエンザ予防には●●がいいと聞きました!とか、花粉症になってしまったら●●を食べるといい! → そして実践してみました!!
など、気をつけないといけないことや自分自身が実際にやってみてよかったことを話題にするのも好感触です。
春先にはダイエットの話や花粉症予防の話、夏は熱中症予防の話や水分補給の重要性の話など、Web上で探せばありとあらゆる豆知識が載っているのできっと話のネタに困ることはないです。
自分ネタ系
私の場合結婚して子供もいるので、家族のことをスピーチのネタとして話すこともあります。
先日●●へ行きました!とか、子供の運動会がありました!とか。
気をつけないといけないのが、自慢話で終わってしまうと印象が悪くなります。
なので私が気を付けていることは、●●がステキだった! → だから皆さんもぜひ体験してみてください!とか、●●へ行ってみてよかった! → だから皆さんもぜひ行かれてみてください!とかで締めくくるようにしています。
失敗談を話す場合も最後は、みなさん気を付けてください!という締め方だとスッキリします。
自分ネタ系で実際に私が話したこととして、ダイエット宣言をしたことがあります。
これは実際ものすごい相乗効果がありました。
まず、自分がダイエット宣言をすることで自分だけではなく、周りも注目してくれるということ。
そして、月に1回スピーチの当番が回ってくるので、1か月後の結果報告ができること。
半年くらい同じダイエットネタを話せるので、ネタを考えなくて済む。
ただ、注意しないといけないのはダイエット宣言したにも関わらず結果を出さなかったら、陰であいつは自己管理ができない奴と言われてしまうことです。
なので、本気の時しか宣言はしない方がいいです。
朝礼スピーチを乗り切る方法②最後の締めが肝心
話の最後は何でもそうですが、締めのセリフが肝心です。
せっかくいい話をしていても、最後の締めセリフが変な締まり方だと何となくモヤモヤした印象になってしまいます。
ですが、途中中身のない話であっても、最後ビシッと締まれば形となっていい話だったという印象になります。
結局朝のスピーチは仕事始めのウォーミングアップなので、良い印象で終われれば御の字なんです。
あまり中身に気を取られない方がいいですね。
朝礼スピーチを乗り切る方法③関西人は話の最後にオチをつくる
私の場合、今は大阪に住んでますが、出身は愛知県。
どちらかというと私の話は面白くないです。
妻は大阪出身なんですが、結婚当初からさんざん言われ続けていることで、いつも「で、オチは?」と最後言われます。
話の最後は絶対に「笑い」。
それが関西の文化なんだと分かりました。
だからと言って、ホイホイと笑いが出てくるかというと出てこない。
まず、関西の笑いのツボがちがうし、関西弁のイントネーションやテンポが違う。
私は結婚と同時に関西に来てはや13年。
いまだに妻からは「おもんない!」って言われます。
でも、一つ分かったことは自虐ネタを言うとウケるということ。
失敗を笑いに変えてしまうテクニックが関西にはあります。
そのテクニックは私が伝えるより、テレビ番組で「スベらない話」を見ると勉強になります。
嫌だと思うのはその時だけ!3日経てば、あなたのスピーチは誰も覚えていない
スピーチについてお伝えしてきましたが、3日経てばあなたのスピーチを覚えている人はほぼいないといってもいいと思います。
例えば、昨日話をされた方の内容覚えていますか?
- おとついは?
- 3日前は?
- 1週間前は?
そう!結局その場だけで覚えてないことが多いです。
でも印象は覚えてますよね?
あの人の話の最後は内容覚えてないけど笑えた!とか、いつもあの人のスピーチは最後みんな大爆笑だ!とか。
そう考えるとスピーチの中身を何日も前から考えるのって無駄だし、緊張するのも無駄。
だったら、印象だけ残せば大丈夫!と40歳過ぎてから思うようになりました。
- 元気な印象!
- 明るい印象!
それだけ残せたらスピーチは大成功です!
まとめ
スピーチって日本人は特に苦手な人多いです。
それは学校の教育では訓練されてこなかったから仕方がないこと。
インドの教育を見たことがありますが、必ず人前でスピーチをする教育があるそうで、小さい時から人前でスピーチをするそうです。
そう考えると訓練すれば人前で話すことは慣れますが、スピーチのネタには私は毎回困っていました。
ですが最近は便利な世の中になって、スピーチのネタもyahooやGoogleで検索すれば出てきます。
あとは、どうやって最後を締めくくり、どういう印象を相手に与えるか?
これが大事になってきます!
ぶっちゃけそれだけです。
中には強烈な印象を与えたい!このスピーチにかけている!という人もいると思います。
そういう場合は、自分をさらけだし自虐ネタを織り交ぜ、身振り手振りジェスチャーをし、最後笑いを起こさせれば大成功です!
今までの会社人生のスピーチの中で、一番心が軽くなったのが「数日たてば誰も覚えてないから!」という同僚の一言でした。
そう!先週の当番だった人たちが誰が何を話したのか覚えてません。
そう考えると、スピーチって楽勝かも!と思えるようになりました。
昔の私のように、スピーチの為に緊張したり悩んだりする人に届けばいいと思います。
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