大阪名物!50円自動販売機のヒミツ!

50円自動販売機 生活編
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自動販売機は日本全国に数えきれないほど存在します。

種類も豊富。

メーカーも様々。

20年~30年前なら缶ジュースも100円で買えてました。

今は120円や150円が当たり前。

そんな中、大阪には50円自販機が所々にあります。

大阪の人は普通と感じていますが、県外から来た方はきっとビックリでしょう。

めっちゃオトク!と感じる人もいれば、逆に怪しいのでは…と不安になる人もいるのでは?

しかもこれで儲けがあるのか?と気になるところ。

そんな50円自動販売機のヒミツについてご紹介します!

 

Contents

大阪名物!50円自動販売機のヒミツ!

50円で儲けあるの?

腐ってない?

大丈夫なの?

いろいろな声があると思いますが、そのヒミツをご紹介していきます!

 

品質は大丈夫なのか?

やはり一番気になるのが、もう消費期限切れのものなのでは?

そう思う方もいると思いますが、大丈夫です!

安心してください!

期限切れに近いことは確かですが、品質には問題ありません。

情報筋によると消費期限3カ月以内に迫った飲み物が基本的に販売されています。

お店でいう見切り品とでも言うのでしょうか。

中身はもちろん未開封のものなので、オトクなことは間違いありません。

 

どうやって儲けているの?

実はドリンクの原価はすごく安いです。

例えば、500mlのペットボトルの容器だけの原価を見てみるとやく23円ほど。

あとは中身が水なのかコーヒーなのかお茶なのか…

それによって値段は変動します。

ミネラルウォーターで考えてみると名水は実質タダ(初期設備投資などは考慮しない)。

あとは人件費や光熱費など考えても原価は1本あたりせいぜい40数円というところでしょうか。

さらに、見切り品となると1本あたり10円前後と言ったところでしょうか。

見切り品を仕入れてこのように低価格で販売するのは、メーカーにとってもありがたいこと。

なぜなら消費期限切れ間近な商品はどこも買ってくれないし、結局処分してしまうだけ。

処分にもお金がかかりますから、安価でも買い取ってくれる業者は本当にありがたい存在です。

その安価で仕入れた50円のドリンクでも儲けが出る仕組みになっています。

ただ、薄利多売ですし期限が迫っているモノばかりなので絶対に売り切らないといけません。

 

種類はどんなのがあるの?

これは実際私がよく利用している駅の近くの自動販売機です。

見てみるとメーカーはもちろんバラバラ。

種類も豊富であることは分かります。

飲みたいものがこの中にあるか?と言えば無いかもしれない…

お目当てのドリンクがあるか?と言えば無いかもしれない…

でも安く喉を潤したい!

そんな時はこの自販機が本当にありがたいです。

 

どこにあるの?

大阪市内にはよく見かけます。

最近では兵庫県内も見かけるようになりました。

もしかすると関東にも進出しているかもしれません。

ちなみに私の家の近くの地下鉄谷町線駒川中野駅の裏通りにこの自動販売機はあります。

近くには、駒川商店街もあるのでお買い物ついでに探されてみてはいかがでしょう。

 

フードロス削減の一役を担っている。

フードロスという言葉を聞いたことがある人も多いのでは。

そう、毎日日本中、世界中で食べ物が廃棄されています。

ドリンク類も同様で、消費期限間近なものはスーパーやコンビニで売られることはまずありません。

そこに目を付けたのが、消費期限切れ間近の飲料水。

フードロス削減の一役を担っています。

そういう意味でも、この50円自動販売機は素晴らしいと言えます。

 

廃棄するのにもお金がかかる

食べ物も飲み物も、廃棄するのにもお金がかかります。

飲み物だからといって川に捨てたり海に流したりすることはできませんし、そんな企業はアウト。

地球全体の環境を考えると正しい方法で廃棄する必要があります。

場合によっては生産するより廃棄する方がコストがかかるので、メーカーはできる限り在庫を持ちたくない訳です。

 

三方良しのビジネス

メーカーも消費期限切れ間近の商品をさばけるので嬉しい。

消費期限切れ間近の商品を仕入れて販売する会社も儲けがあるので嬉しい。

私達消費者も安くドリンクが手に入るので嬉しい。

まさにWin×Winビジネスではなく、Win×Win×Winビジネスであることは間違いありません。

 

まとめ

最近ではプライベートブランド商品も出ている中、50円自動販売機も頑張っていただきたい!

また、所得格差も広がる中でこのような激安商品は本当にありがたい存在だ。

ただ、課題もある。

価格競争に入ってしまうと中小企業は負けてしまう。

だから独自商品開発も必要不可欠。

変わった自動販売機で言えば、おしるこやおでんなどの自動販売機もある。

生き残りをかけた熾烈な争いだ。

大手がおでんやおしるこのような商品を扱うとは考えにくいが、このような未開拓分野の進出が激安自動販売機には必要になってくること間違いない。

こんな自動販売機があったら…というリクエストをしてみるのも面白い。

世界中見てもこれだけ自動販売機がある国は日本以外にない。

この文化を大切にしならが、多種多様の自動販売機が出てくることを楽しみにしている。

 

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