TOKIO解散と活動休止──2025年6月の衝撃

2025年6月、国分太一さんはコンプライアンス違反を理由に無期限の活動休止を発表。その直後、TOKIOも結成30年にして解散を発表しました。
詳細が明かされないままのこの不祥事は、メディアやSNSを通じて一気に拡散。多くのファンにとって“信じがたいニュース”となりました。

再注目される『オーラの泉』──スピリチュアル番組が放った警告

『オーラの泉』は2005年から2009年にかけて放送されたテレビ朝日の人気スピリチュアル番組。国分太一さんが司会を務め、霊能力者・江原啓之さん、美輪明宏さんとともに、ゲストの“オーラ”や“前世”“守護霊”に言及しながら、人生のヒントを探るという形式でした。

番組内では、国分さんの素直さや率直さが好評であった一方、江原さんと美輪さんは彼の性格的な脆さや感情の起伏について繰り返し“注意”や“助言”をしていたのです。

国分太一の性格に向き合った霊視と助言

番組では、国分さんのオーラは「赤」であり、特にお腹周りに“くすんだ赤”があると江原さんが語りました。これは「胃腸の弱さ」と「怒りをため込む傾向」を象徴するとされます。

実際に江原さんは「以前よりもお腹が痛くならなくなった」と語り、感情の爆発が少しずつ落ち着いてきていると評価。一方で、「まっすぐすぎて頑固だから気をつけて」とも警告していました。

美輪さんも「忘れ上手だから生き上手」と長所を認めつつ、他者への態度や発言に対しては度々注意していました。

視聴者が感じていた“危うさ”と“素直さ”

SNSやYouTubeでは、国分さんの番組内での立ち振る舞いを再検証する投稿が相次いでいます。「あのとき既に兆候はあったのでは？」とする声もあれば、「ゲストへの対応が雑だった」「自分を目立たせようとしていた」といった冷ややかな視線も。

ただし多くの視聴者にとって、当時の国分さんは「純粋で謙虚」「心が綺麗な人」と映っていたことも事実です。

オーラの泉は“予言”だったのか？

江原啓之さんは「霊視は予言ではなく、あくまで“現在や過去からのヒント”」と語っています。未来は本人次第で変わるという考え方から、番組でも断定的な言葉は避けられていました。

また、守護霊の話で「陶芸を回している人が見える」と語られたことから、今回の活動休止をきっかけに「本当に陶芸家になるのでは？」という憶測が飛び交っています。

スピリチュアル番組の限界と功績

『オーラの泉』は過去にBPOや弁護士会からも懸念の声が上がっていた番組ですが、数多くの人々の心を癒やしてきたのも事実です。
清原和博さんが出演した回で涙を流し、人生に希望を見出したという場面は、今も語り草となっています。

今回の件で「オーラの泉はインチキだった」という声もある中、それでも「辛いときに助けられた」「何度も見返している」というコメントも多数見られ、番組の影響力の大きさが改めて浮き彫りになっています。

国分太一の“今後”をどう見るか

ジャニーズ事務所の崩壊と、国分さん自身の立場の変化が重なった今回の事態。所属事務所の後ろ盾がなくなったことで、過去の問題が表面化したという見方もあります。

そしてファンの間では、「あの時にオーラの泉が示していた言葉が今になって重く響く」と感じる人も。「素直で謙虚な人は神様からも好かれる」という美輪さんの言葉が、改めて胸に刺さるのです。